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私たちは、この自然豊かな北海道の地域特性を生かした、未来の農業・農村の発展に寄与していきたいと考えています。

改正土地改良法では事業実施の原則として「環境との調和に配慮すること」が位置づけられました。また、近年は国民の環境に対する関心が高まっています。私たちは、魚類・鳥類・植物などの生態系を調査・把握し、工事実施に際しての留意事項・対策などを検討しています。

北海道はわが国の食料基地として戦後多くの農地が造成されてきましたが、泥炭土や火山性土壌の地域では地盤の沈下や土壌浸食等により農作物の生育が阻害され、農作業の効率が低下しています。私たちは、過去に整備された農地及び排水路の現況調査、土質・土壌調査等を行い、機能低下の判定・沈下マップの作成などを行い、対策工の検討などを行っています。

農産物の収量増加には水田や畑の地力の把握と向上が必要です。このために私たちは圃場作土の土壌調査を行い、土壌診断をします。又。これを元に土壌・土層改良計画を立案しています。

近年の用水路施設には、農業就業者の減少や農業人口の高齢化などにより、施設維持管理の容易さが求められています。又、農村地域の混住化や農村の活性化のため、かんがい用水の送配のみならず、親水のための水辺環境の創設や防火用水、生活用水などの多目的利用も求められています。これらを踏まえた国民的財産としての多用途水路の計画設計を目指しています。

地域社会に融和し地域にとってより有用な施設として農業用排水路を整備するために、排水機能はもちろん、自然環境との調和と共存のうえに立った管理しやすい排水路を目指して計画設計をおこなっています。

近年、維持管理の便、土地の有効利用、用水量の節減などの面から、畑地かんがいだけでなく水田かんがいにおいてもパイプライン化が進んでいます。私たちは長年育んできた技術を背景に、機能性・安全性・経済性などを考慮したパイプラインシステム設計、施設設計を行っています。

畜産経営において、年間を通じて連続的に排出される家畜ふん尿の処理は、労力的にも経済的にも大きな問題となっています。私たちは、畑地かんがい施設を利用して、家畜ふん尿を圃場へ還元し利用する肥培かんがい施設の計画設計を行い、効率的生物資源の循環利用に取り組んでいます。
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